私のチョイス

子宮頸がん日記②治療方針決定と「病気をやめる」セッション

coco

こんにちは、COCOです。
9月に検査結果で経過が悪く、手術しましょうと言われました。

その話を日記①に書いてシェアしたところ、昨年の受講生でもあり、今もとてもお世話になっているプロコーチのやこゆきのさんから、病気をやめるセッションのご提案をいただきました。

私が一番最初に聞いたのはこちら↓

COCO
COCO

手術は来月だって言われているんですけど、今からセッションを受けて間に合いますか?(1ヶ月くらいで手術しなくていいように治りますか?)

セカンドオピニオンも含めていろいろ調べて検討したのですが、自分の気持ちを決めきれないという状態だったので、とってもありがたいお誘いでした。

私は「頑固に手術が嫌!」というわけではなく、言われるままに思考停止した状態で手術を選ぶのはしたくなかったのです。けれど、自然療法をいろいろ試しているうちに悪化してしまうのは一番避けたいところでした。

だから「カウンセリングで病気が治るならぜひ!」という気持ちだったのですが、そこですぐに気になったのは、即効性&確実性でした。そんな確認をしたところ…

やこちゃん
やこちゃん

おっしゃるとおり、間に合うか、ということももちろん大事なのですが、症状を作り出した元にある無意識の想いに気づいていくことも重要なんです」

やこちゃん曰く「間に合うかどうか」という気持ちも分かるけれど、
その「今の症状に対しての対処としてセッションが効果的で治りますか?」という視点は
病気が生まれた構造に対してアプローチできておらず、対症療法になってしまうということのようでした。

やこちゃん
やこちゃん

自分がどうしたいか?
今の病気というものをどのように捉えているか?が大切なんです

もちろん、治療の効果の有無の確認は必要です。この表現が難しいのですが、あくまで私とやこちゃん2人きりのやり取りの中で、私が納得して理解している内容だと思ってお読みください。


確かに、何事も「自分がどうするか?どうして行きたいのか?」というところが1番大事なのに、このセッションでも「お任せしたら本当に治してもらえますか」というニュアンスで質問をしていくのは、あまり良くないと思います。

COCO
COCO

でもすごいタイミング!
まさに翌日に執刀医と話をする日でした。


ちょうど私が、翌日に手術の担当医との面談を控えているタイミングで、やこちゃんから急にメッセージが来て、その日のうちに私と話す時間を作ってくれたのです。

改めて、やこちゃんのこのセッションがあったことで自分の考えに向き合うことができて、本当に感謝しています。

やこちゃん
やこちゃん

今、COCOさんは(病気に対して)どうお考えですか?


と、ズバリ聞いてくださいました。

9月8日に「悪い方に進行しているので手術しましょう」と言われてから2週間ほど、私は色々な人に相談して、セカンドオピニオンにも行ったし、告知を受けた当初とは段違いの情報を手に入れました。しかし情報は増えに増えて判断に迷うし、紹介いただいたクリニックも多くて、どこも良さそうで気になるものの、全部のクリニックに訪問している時間もありませんでした。

いつも「自分の言ってほしいことを言ってくれる誰かに大金を払ってなんとかしてほしい」という気持ちとの戦いでした。もちろん、そういう心理はあまり良くないことはわかっています。

また、東洋医学的な治療と、子宮頸がんという病気自体を調べるうちに、この段階で一度切除した方が良いという結論に傾きかけているものの、なんだか【物書きとしての使命感】のようなもので、手術はせずにいろいろと試すべき(そして記事にするべき)なんじゃないか?と考えるようになっていたんです。

そんな私をみて、夫からは

夫

変なことせんでいいから、確実に治してくれ

ときっぱり言われ(まあ当然ですよね)、葛藤の多い2週間でした。

でも、やこちゃんのおかげで

COCO
COCO

で、どうする?わたしはどうしたい?


しっかり向き合うことができて、治療の方向性が見えてきました。
見えてきたというか、選ぶことができたというか。
そして、治療どころか人生や働き方の方向性まで…。

今日はそんなお話をしたいと思います。

この2週間で集めた情報

最初の1週間は、「がん 自然治癒」「がん 東洋医学」などで検索をして、食事療法や温熱療法で治るんじゃないか?という期待を持って調べていました。

2週間目あたりで、何名かの医療関係者、医師の知人友人に聞いたり、がんに関する書籍を読んだりする中で、「子宮頸がんの原因はウィルス性で、身体のがんとは少し毛色が違うらしい」ということがわかりました。

まず自分の症状がどういうものか?を理解するために、検索をしまくっていたところで、こちらの図が非常にわかりやすかったので拝借しました。掲載元はこちらです。

鶴川台ウィメンズクリニックホームページより引用

COCO
COCO

私のCIN3という状態は、大体8割くらいが悪い方に進行するらしい
(私の担当医曰く)

また、お医者さんが読む「診療ガイドライン」をざっと読んで、私の病気についてお医者さんがどのような思考回路で治療の判断をしているのかを頭に叩き込みました。


⚫️頸癌治療ガイドライン2022年版:(金原出版)https://jsgo.or.jp/guideline/keiganguide2022.html

これによると、私が選択肢として最初に指定された円錐手術は、治療でもあるけれど「検査でもある」という位置付けであることがわかりました。

どういうことかというと、組織診という検査で「がんの初期ですね」という見立てはあるが、それはあくまで仮説。子宮頸を円錐型に切り取って、そのあたりの細胞全部を見てみたら、切り取ったところ以上に進行している可能性もある…らしい。

そういえば、診療ガイドラインで、治療のフローチャートが、まず円錐切除からスタートしていたところに震えました。

COCO
COCO

おぉ…今回の手術が治療のスタート地点になっているとは。
(私としては手術が「治療の終わり」という気持ちだった)


まぁそんな感じの状況で、いろいろな情報はあるけれども知識不足と、自分の命と、職業人としての興味関心と、小さな子供を育てる親であるというプレッシャーなどで、何をどうしたら良いか?を決めきれていませんでした。

病気をやめるセッションとは

「病気をやめる」というコンセプトは、やこちゃんの師匠の方がこのような本を出されていて、私も以前に購入してさらりと読んでいたものでした。

『本当の自分に出会えば病気は消えていく』
https://amzn.asia/d/bPBnHKU

ものすごくざっくり要約すると

病気になる時には、その病気を手段にして達成したい目的がある
例えば、家族に優しくしてもらうために風邪をひいたり
浮気をして自分の方を振り向いてくれない夫を引きつけるために、大病を患ったり

本当の目的を掴んで、病気を経由せずに直接その目的に向かうことができれば
病気は必要なくなって、治っていく。

ということが書いてあります。
だから、やこちゃんにズバリ聞かれました。

やこちゃん
やこちゃん

いま、どう思っていますか?
(今回の病気というものをどのように捉えていますか?)

COCO
COCO

調べたり診療ガイドラインを読んで、自分の現状が分かったところです。ウィルス性というなら、そのウィルスに罹患したところをまず切除してしまってから、今後はウィルスを排除できる体づくりをしっかりしたいと思っています。


組織診などの軽い検査だけでは、本当に細胞のどこまでがんが進んでいるのか分からないし、この1年半で悪化する方向に進行している。その事実と集めた情報を踏まえて

・あとどのくらい時間的猶予があるのかわからない
・完治したかどうかもよく分からずずっと経過観察
・ウィルスが無くなっているかどうかも切り取らないと分からない


と、そんな状態の病変した組織をものを身体に入れておくリスクを取りたくはないな、と思いました。

そんな話をすると、

やこちゃん
やこちゃん

うんうん、では、何のために その治療法を選ぶのか?何のために手術をするのか?というところがすごく大事になってくるんですよ。


そして、やこちゃんから今回はこのような治療をして「治った、良かったね、終わり。」というだけではなくて、この病気は自分に何を伝えようとしているのか?を聞かれました。

私は病気を通して何を避けて・何を得たかったの?

そこでピンときて口をついて出たのが

COCO
COCO

私、今の働き方をガラッと変えたいと思ってるんですよね。
仕事を抜本的に変える理由が欲しくて、病気を引き寄せたような気がします。


第2子を妊娠・出産してからずっと体調と家族と仕事の綱渡りのような生活で。
子供が月に1回は体調を崩してバタバタしたり、夜に寝なくて寝不足のまま仕事をしなきゃいいけない日も多くて、しかも今の仕事は表舞台に立つパフォーマーみたいな仕事が多くて。

すごくしんどい時も約束の時間には舞台に立たなきゃいけないアイドルみたいな感じで、きっついなぁと思っていたところに、8月にはコロナ、9月はプロモーション、新しい組織での新チャレンジの仕事もあって、とてもきつかった。4月からずっと2人を育てながら睡眠を削って時間に追われる生活をしていたら、子宮頸がんと言われました。

まるで

COCO
COCO

いい加減にしろ!!
って、神様から飛び蹴りされたような感覚です。笑


こうしてやこちゃんと話していると、「アイドルを引退したい」という言葉が口をついて出てきました。つまり仕事の仕方を抜本的に変えたい、一回リセットしたい、という気持ちになっていて、なんだかそうするための 正当な理由みたいなのが多分欲しかったんだと思うんです。

やこちゃん
やこちゃん

そうですね、正当な理由ですよね。
で、その考え方は何かを得るために、その症状を出したのか
あるいは、何かから何かを避ける・何かから逃げるために症状を出した。どっちだと思いますか?

どきっ
忖度一切抜きで繰り出される質問。
(関係性あってのものです)

COCO
COCO

やっぱり、もうこの働き方は嫌だから、もう変えたいっていう思いが強かったでしょうね。自分からアイドル志願してやっと舞台に立てるようになったから、それが名残惜しくて自分では終わらせられない。
だから、みんなが納得してくれる正当な理由が欲しいっていう感じかも。

やこちゃん
やこちゃん

ちょっと感じたことを言ってもいいですか。
”問題を避ける”…問題って言い方が適切かどうかあれですけど。

問題を避けている以上は何も手に入らないんですよ。

COCO
COCO

うっ・・・

やこちゃん曰く、

病気に限らず、何かの行動を
「自分から主体的に何か目的を得ようとしている」という意味付け(解釈)を設定することで、何をするにも結果が変わってくるということ。

同じ手術や治療も「もうこれが嫌だから手術をする/避ける」っていうのと
「こう生きたいから手術をする/しない」っていうのは全然違うんです、と。

⚠️やりとりの記載について

セッション中の言葉をかなり端折っていますが、こんなふうにスッと言葉が出てくるのも話が早いのも、私とやこちゃんの信頼関係とこの1年たくさんやり取りをしてきたからです。初対面の人に、いきなりこんな風にズバズバ切り込んでくるわけではないのでご安心ください🙏
私との関係性では、率直にスパっと聞いてもらう方が嬉しいのでそうなっています。

病気からの逃避と向き合うまで

やこちゃんのセッションを経て、せっかく?病気になったのだから、そこで何を得て生還するかということを設定しておこうと思いました。

日記①にも書いたのですが、告知直後は「恥」を感じて、その3日後ぐらいに使命感が湧き上がってきたんです。

最初は恥。こんなに健康に気を使ってきて夫にもマウントする勢い(←ごめん)だったのに、自分ばっかり病気になって恥ずかしいという感情。世間にも、健康に気を遣ってますよ〜と発信していたのに何それ、という恥ずかしさ。

だからもう、誰にも言わずに、さっと切って、何もなかったようにして、私はずっと健康ですよ〜!って言いたい気持ちになったんですけど。笑

COCO
COCO

それはちょっと、自分に対して嘘が多すぎるからやめました💦

そこから、友達に話を聞いてもらって調べるうちに、

「死にはしないし、全然よくある病気で、症例もたくさんあって、治療してスッと治っていく人の方が多い」

ということがわかった。そしたらもう、とことん患者である、当事者である立場を活かして、真剣に話聞いてもらいながら、潜入調査して、詳しくなって人の役にたつ記事にしようという気持ちになりました。

私は今まで、ほとんど病気にもなってこなかったから、あまり病気の人の気持ちわからなかったんです。子供が生まれるまで、子供がいて時間がないとか、家族がいるから土日に出かけられないっていう人の気持ちもわからなかった。 

こういういろんな試練や出来事って、結構、逆がわの立場にいる誰かの気持ちをわかるためのギフトなんだなぁと思えるようになってきました。(現時点では) 

やこちゃん
やこちゃん

うん、うん。そんなふうに目的のために治療を紐づけていくと、先生との会話もこれから経験することからも、得られるものが全然違ってくるんですよ。

「子宮に病気ができた」のはどんなメッセージ?

やっとやこちゃんの鋭い質問も終わり、いい感じで私は気づきを得たぞ〜🎵とニンマリしていたら、爆弾が飛んできました。笑

COCO
COCO

要するに、働き方を変えたかったんだ
わたし、働き方を変えます

「これで大手を振ってアイドルやめられますね」なんて、すっかり終わったつもりでリラックスして話していたら、

やこちゃん
やこちゃん

身体はどうして、”子宮に症状を出した”んだと思います?


ええーー!そこ?!

COCO
COCO

そ、そこにも意図があるんですか・・・


かなり動揺しました。『健康心理学』という本に、子宮の場所に病気ができる理由がいろいろ書いてあったけど、直視できなくてそっと閉じしたのが先週の話。

COCO
COCO

じょ、女性性の否定ですか・・・?

やこちゃん
やこちゃん

そう、女性性の否定ですよね。
女性性の否定っていうのは、どういうことですかね

COCO
COCO

女性性の否定をしているとは、どういうこと?汗汗

いや〜、もうね「女性性を否定している」とかすごく苦手な話なんです。

夫と張り合うし、もうちょっと夫を頼れたらいいなぁって思っているし、可愛げのある女性でいたいなぁとも思うけどなかなかできないんです。

やこちゃん
やこちゃん

心の意味としては「女性性」なんですけど、身体的な意味で子宮って何をするところだと思います?

えーっと、子供を産むところですか?出産をするところ。
子供はもう2人いるしなぁ。うーん・・・

やこちゃん
やこちゃん

子供を産む、ということをメタファーにしたら?
何も生み出さなくていいの?」ってことかもしれません。

やこちゃん曰く、「生み出さないままでいいの?」っていうのは、例えば、コンテンツみたいなものも含まれると。

例えば、私は 今までもたくさんコンテンツを生み出していたけれども、それは本当にやりたいことだったのか?

やこちゃん
やこちゃん

本当に自分がやりたいコンテンツを生み出さないでいいの?とか、そういうクリエイティブなところの何かのメッセージではないでしょうか?
今、違うなぁと思いながらやっていることはありませんか?

COCO
COCO

おおぉぉぉ……(言葉にならない)

1番最初にドキッとして浮かんだのが、「あの本、書かなきゃと思っているのに書いてない」っていうことが(汗)そして、病気になってこのまま死んじゃうなら・・と考えた時に、手帳に「自分の分身と言えるコンテンツを生み出してないことが心残り」と書いていたのです。 

やこちゃん
やこちゃん

産み育てるっていうところをしていない事に対して、体が「生み出さないならいらないよね」って子宮に症状を出したと考えてみるんです。肩でもなく、 足でもなく、子宮に出たのはそういう意味かな?と考えてみると、どうでしょう。

COCO
COCO

そう考えると、自分がやりたいことをやった方がいいですよね。
生み出したいのに生み出していないことへの体からのメッセージ


やこちゃん曰く、こういう考え方が正解とは限らないけど、やこちゃんが行っているアプローチだと、そういう風に考えていくそうです。やっぱり、ちゃんと本を書くことに向き合わなきゃ、いや向き合いたいなぁ。

ということで、ほんの一部でしたが、やこちゃんとのセッションの紹介でした。

\pick up/
やこちゃん紹介

今回お話しをうかがったのは・・・

カウンセリングコーチング 
こころゆるり 

代表 やこ ゆきの さん
https://yakoyukino.com

これから私はどうしてゆくのか?

まず病気に関しては、

・10月末に手術を受ける方向で入院予約を入れました
・10月頭に福岡の東洋医学系のケアをしている治療院に話を聞きにいく

よっぽど大きなインパクトがない限り、まずは手術をする。
その術後のケアで東洋・自然系の対策を取り入れて生活を変える

それ以外の働き方や、体以外のことに関してはこんな風に考えています

・働き方も仕事の種類とクライアントとの関わり方からガラッと変える
・アイドル引退ばりに変える、表に出る時間を減らす
・付き合うお客さんや人を変える
・渾身の一冊と言える本をかく
・自然療法や免疫UPなど身体についての研究を深める

出版が決まってから、まる2年、書こう書こうとして書けなかった本があるんです。
でも今まで書いてこなかったことにも意味があるという見方もできるかもしれないよ、と言われました。

2年前よりもレベルアップした自分で書ける今だからこそ、逆側の人のことも配慮してかけるようになったと思いたい。「伝わる人にだけ伝わればいい」と思って書いていたところがありましたが、、子供を産んでフルタイムで働けない人の気持ちもわかるようになったし、今回病気になって気力が萎えていく気持ちも、前よりわかるようになったと思います。

なんだかそういう、今まで 光を当ててこなかった人のところも、自分が経験して、もっと広く伝わる本が書けそうな気がしています。

今後のお知らせ

中医学とアロマ、占星術を組み合わせたセルフケア
今回の病気をきっかけにして、一気に複数ジャンルの本を読んでいたら、バラバラに学んでいたことがすごくつながってきて、こうしたことを研究しながら実践できる、セルフケアの場所を作りたいなと思っています。辛いと言いながらも、アイドル活動の昔取った杵柄で(笑)、専門家のお友達がとても多くて充実した場所になりそうです。

近日中に、説明会やお話し会の企画をご案内したいと思います。

今日も読んでくださり、ありがとうございました。
人生いろいろですが、頑張りすぎず楽しみつつ頑張ります🙌

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