今日も明日も「選択」からできている


こんにちはCOCOです。私は2017年に独立し18年に結婚。それまで自分なりにキャリアを築いてきたという自負がありました。
独身時代、産後女性のお悩みを聞いても「私は出産しても、自分だけは世のお母さんが陥る『マミートラック』や『妻の自由がない』とか、そんな言葉とは無縁なはず」と、どこかで思ってきました。

まさか私がこんな状態になるなんて。
そんな自分が、まさかこんなに自信を失い「選択できない・自由がない」という思考の檻に閉じ込められるなんて…。この記事は、自信を失い足元がグラついたところから、自分の立て直し、夫婦関係の立て直しに向かうまでの2ヶ月間の葛藤を記録に残しました。
この記事が、同じように悩む女性たちのお役に立てると嬉しいです。
自己紹介
執筆者の COCOです。2017年にコミュニティ運営を通して独立して、自由な働き方と素敵な仲間たちに囲まれて幸せに暮らしていました。2020年、2022年には出産して、可愛い娘たちに囲まれています。幸せです。幸せ…だと思っていた私の毎日が、結婚6年目のある日ひっくりかえってしまうような、崩れ去るような経験をしました。
簡単に私と夫のプロフィールを紹介します。

妻(執筆者):法人設立して7年、5年にわたる婚活を経て現在の夫とスピード結婚

夫:上場企業に勤める会社員。妻と出会って2回目に告白、5回目のデートでプロポーズ
長年、付き合う男性で苦労してきた私にとって、夫はとんとん拍子で結婚した白馬の王子様でした。5年にわたる婚活沼を脱し、2018年に出会って1ヶ月でスピード結婚をして、はや6年目。それまでの恋人との、付き合うほどに仕事の生産性が下がり売上も不安定になっていた泥沼生活が終焉。結婚してからは売上も安定した右肩上がり。2人の娘に恵まれ幸せに暮らしておりました。
「この人なら間違いない!」そんな確信めいた男性と結婚したのですが、私たちは、出会ってから1ヶ月で婚約したので、結婚後にじわじわと噛み合っていない部分が見つかり、その度に話し合い、時には喧嘩をしたりぶつかって調整してきました。
今回の事件も、そのズレの1つでした。まさかこんなにショックが大きいとは…私は自分の深層にある思いに気がつくのに1ヶ月以上かかったのでした。長文になりますがお付き合いください。
序章:4月の入園ラッシュ(慣らし保育)
小さな喧嘩はしながらも、私の脳内では「仕事に理解のある夫と可愛い娘たち」という設定で「これ以上を望むのは贅沢だよなぁ」と思っておりました。その「夫は私の仕事を応援してくれている」という思いが、ただの勘違いだったのでは?!と思ったことで、私のメンタルは地に落ちてゆきました。

娘の成長は嬉しい🎵
2023年4月は、長女が幼稚園に入園したと同時に、次女(8ヶ月)も保育園に入園するタイミングでした。子供たちはそれぞれ1日2時間の保育(行ったらすぐ帰ってくる)からスタートし、4月は毎日保育時間が少しずつ延長してゆく”ダブル慣らし保育”で多忙を極めておりました。

正直、入園時期の子供がこんなに早く帰ってきたり、登園を嫌がるものとはつゆ知らず…この4月には自身の新講座のプロモーションの予定がガッツリ入っていました。さらに新しい環境になり娘たちも体調を崩しがちで託児のできない日も多く、平日の日中の仕事時間がほとんど取れませんでした。
「プロモーションやらなきゃ!でも、時間がない!」という焦りと、溜まってゆくタスク。日中は子供が家にいる。時間を捻出するには、早朝5時や6時、時には4時起きで仕事をしました。正直、4月5月の記憶はほとんどありません。ちょうど早起きしたい仲間がいたので、ZOOMを繋いで朝に数時間一緒に仕事をする「朝活」を始めました。
遅くとも朝6時から8時〜9時の保育園の登園時間まで、ずっとミーティングをしながら仕事をするという毎日を過ごしました。仕事はさくさく進むようになり、日中に子供が在宅でも焦ることはなくなりました。
ただ、この早朝の仕事のせいで、夜は21時には眠くなり、夫の帰宅を待たずに就寝するという生活になります。帰宅後の夫と2人だけで会話をすることがほとんどなくなっていきました。このライフスタイルは健康に良いし、仕事も捗る!と、夫の不満に気づいていませんでした。
私から見た世界は問題がないように思えていたのに対して、夫にとっては、突然妻が早朝も夜も誰かと仕事をしている、自分に対して全く関わろうとしなくなっている、という状態だったのかもしれません。
「仕事辞めろよ!と叫ぶ夫
早朝ミーティングは、5月1日からこの記事を執筆している8月20日まで、平日・土日祝日関係なく、1日も休まずに継続していました。(当然、夜も早々に眠る生活)
とある6月某日、忙しい朝の支度の時間にも毎日ZOOMを繋ぎながら、Airpodsで会話しながら娘の支度をする私を見て夫が切れて放ったひと言がこちら。

仕事辞めろよ!邪魔なんだよ!!
聞いた瞬間、意味がわからなくてフリーズしてしまう言葉でした。意味がわからずに、その言葉には反応せず、夫と娘を送り出し、一息ついたところで涙が止まらなくなりました。

私があなたの人生の邪魔ってことなの?!
今までの努力や頑張り、自分の家庭に対するポジティブな思いが反転してゆくようでした。5年間それなりに幸せだと思っていた生活は、私の脳内だけの世界だったのかしら、と。
その日は確か水曜日の朝でした。世界が灰色になったようで、夫と関わることが嫌になり、木曜日、金曜日はちょうど夫の帰宅が遅かったので、私は先に就寝したフリをして寝室に篭り、夫と会話をすることを避けて過ごしました。日中は仕事のない時間は、反転した楽しかった思い出を反芻しては泣いて過ごしていました。
関西出張で命の洗濯
本来であれば週末は家族とべったり過ごしていたのですが、幸運なことに、その週末は単身で関西に出張の予定がありました。これも夫の機嫌が良い時に許してもらい、3ヶ月前から予定したものです。

この、奇跡的なタイミングで1人で旅行ができることがありがたかったです。失意のまま、関西へ。仲間たちは私がそんなボロボロの状態だとは全く知らない仲間たちと過ごし、泣き暮らすことはなくなりました。

あぁ、私は妻や母という自分以外にも
こんなに仲間に受け入れられている自分というものもあるんだ
と思えたことが、どれだけ救いになったかわかりません。ただ、出張は1泊2日。日曜の夕方には帰宅しなくてはなりません。「このまま夫と離れて過ごしたい・・」と思いましたが、当然そんなわけにはいかず、帰宅しました。
これからどう家庭で過ごせばいいのかわからないまま、7月を過ごしました。
夫にはこれ以上傷つけられたくない、という思いもあったので、無視はしないけど関わりを最小限にすることにしました。
7月をほぼ全て
・ポーカーフェイスの徹底
・返事や会話は最小限にする
・心を動かさないように期待をしないで過ごす
「夫の攻撃がなくなる本」を参考にしながら(←攻撃されてると思っていたんです)過ごしました。
この7月は、夫も自分の発言をいくらか反省したのか、言葉遣いには気をつけているようで、事務連絡だけを最低限するような会話のみにとどめて、衝突のない一見平穏な日々が続きました。
夫に興味を持てなくなった
ただ、なんだかスッキリしない。私の中で、甲子園が終わったような…心の中で何かの一区切りがついたような、ぽっかりと穴のあいた…それでいて、重くのしかかるモヤモヤが残っていました。でも、それが何かは分かりませんでした。
SNSを見ても、夫婦仲良く幸せそうな写真か、家族にことは一切触れず、仕事がうまくいっていることを投稿する写真ばかり。「私がこんな気持ちなのに、みんなは人生幸せなのかな」という切ない気持ちにもなりました。

何のやる気も起こらない…
5年も一緒に暮らしているので、日常のルーチンは特に会話をしなくても回ってゆく。
第一次ショック期間は落ち着いたのですが、気力が湧かないのです。でも、夫からの攻撃もなくなり、強く言われることもなくなってきて、少しずつ現実を直視する気力が湧いてきました。
そもそも私、
「こんな結婚生活がしたかったんだっけ」「今の私って幸せなのかな?」
「夫に人生の目標を共有しないまま、あと40年、こんなふうに何も起こらないように過ごしていいの?」
「人生もったいなくないか?」
「夫が許可をしてくれた時だけ、好きなところに出かけられる生活って、子供が小さかったら仕方がないの?」
いろんな疑問が湧いてきました。

このままじゃ、いかん。
やっと、次へと動こうという気力が湧いてきました。
そこから、たくさんの情報収集をはじめました。
でも、何を検索したらいいんだろう??
離婚・・・?
そもそもこういう状態は、どんな言葉で表現したらいいの?
【私が現状をどう表現するか】によって行先が変わる気がしました。
モラハラ夫対策、有利に離婚する方法、離婚弁護士、離婚後の共同療育をサポートしてくれる団体の情報や夫婦カウンセリング。ネットで検索すると優しい言葉や、すぐに解決してくれそうな甘い謳い文句がたくさん出てくる。
「あなたは悪くない」「まず逃げて」「安心のサポート」
どれもピンとこないし、そもそも「自分がどうしたいのか?」がはっきりしていない時になんらかのメソッドやバックエンドのあるサービスをもつ専門家に頼ったところで、その人のサービスのシナリオに乗せられるだけではないのか。

まずは一人で考えよう。
ショックから2週間ほど過ぎた頃、自分の現状を振り返るために、ノートに10個くらいの質問を書き出して考えてみる時間をとりました。


さて、ここから危機脱出のストーリーが始まりますよ〜!
ここまでが「何が起こったのか」というショック期のストーリーでした。やっぱり、悲しみやショックが大きい時は冷静な判断ができません。半ばパニックになって色んな人にこの話をして、慰めてもらったり気を紛らわせることに付き合ってもらいました。でも、振り返った今だからわかりますが、そんな時に何かを決断することはやめた方がいいと思いました。
ですから、危機からの立ち直りのプロセスを私の経験則から振り返りながら、何をして立ち直ったのか(立ち直り途中だけど)順を追って解説してゆきますね。
夫婦の危機からの立ち直りのプロセス
いきなりその時の感情に任せて、離婚だ!別居だ!と相手を責め立てることは得策ではありません。私も、責める前に黙る=自分の気持ちを確認するという期間を2週間ほど持ちました。
朝活仲間の友人に「仕事辞めろよ!」と言われた当日から、毎日少しずつ気持ちの変化を聞いてもらいました。(ありがたい環境でした)
※このタイミングで意見の強い人や特定の専門家に聞き過ぎないように。引っ張られるから。
STEP2に進んで良いかのチェックリスト
もしも今、1つの結論しか出なかったら、その結論がなぜ自分にとって正しいのかを書き出すのも良いと思う。
とにかくここでは書いて書いて、書き散らかすのはこういう時におすすめ。
(ワークシートなど後述します)
STEP1は前半で散々書いたので、STEP2から紹介してゆきますね。
Step1 ショック状態から脱する(傷を癒す)
まずはショックを受けた自分の傷を癒しましょう。
私の場合は、こうしたことをしました。
・利害関係のないお友達に話を聞いてもらう
・いつもとは違う場所に行く
・仕事のペースを落として眠る
・美味しいものを食べる
・アロマオイルを嗅いだり、マッサージな受けたり五感で癒される
・実家の母親と実の妹に思いの丈を聞いてもらう(本気で愚痴をいう)
できる限り、自分がリラックスできるような、元気が出るような、好きなことをしてみてください。ひとしきり自分を癒して愚痴を言ったら、だんだんそれに飽きてきます。
飽きるまで自分を甘やかして、かわいそうな私もやりきったら「なんかもういいかな」と思います。
逆にやらない方がいいことは
こうした行為は逆効果です。(過去の経験者)
うちの夫は妻が逆上したら「あぁ馬鹿な女だな」と余計に相手にしてくれなくなりますし、男性によっては逆ギレして暴力を振るわれる可能性もあるのでやめましょう。
冷静にフラットに考えられるまで、刺激せず、自分が落ち着くまで心の距離をおいておきます。
一旦、こうして冷却期間を置いて気持ちが落ち着いたら…Step2に進みます。
Step2 自分の気持ちを書き出す
私は2週間くらい経って「こんな状態は飽きた」と思えたので、ノートに自分の気持ちやモヤモヤをたくさん書き出しました。
どんな質問をしたかというと・・・
・いま、何を感じてる?
・もし、なんでも理想が叶うなら何がしたい?
・その理想を叶えるためにまず何をしたらいい?

いま、何を感じてる?
自分の気持ちを確認することが一番大事だと思いました。
で、これは1つ1つの質問の掘り下げが大切なんです。
もう、かけるだけ書き出しました。ことあるごとに。
書き出したキーワードを抜粋すると
夫の態度がいや!→何が嫌なの? 何か失敗した時に「ダメなやつ」という烙印を押されること ・口が悪い言い方で責められること ・土日に単独で外出できないこと・休日に仕事をすることを反対されること ・私の行動は制限するのに、自分は好きな時に昼寝をすること(私だって昼寝したい!) 他にも、思いついたことをたくさん書きました ・平日の夜や休日も、もっと仕事したい・家族で楽しい♪って感じで過ごした記憶が最近ないな ・ご飯をゆっくり味わって食べたい・私にも気を遣ってくれる人が欲しい・丁寧に扱って欲しい・部屋が散らかってるのが嫌・読みかけの本が山ほどあるのが嫌・断捨離したい・部屋が古いのが嫌!・蚊が多いのムカつく etc etc… 膨大な量になるのでこのくらいで。笑 |
そもそも、私は何が嫌になのか。
それに向き合わないと何も始まらないと思いました。
それで、特に根が深そうだなというところを掘り下げてみたんです。
夫に対してイラッとする言動は色々あったけど、要するに、そこに共通して感じているのが

私の尊厳を蔑ろにされている
と感じることが悲しかったのだ。そして、引き金になったのが「仕事やめろよ!」という一言だった。これは、ある種の女性たちにとっては別に言われてもなんとも思わないかもしれない。
でも私はこれが大変ショックだったのです。
結婚時のパートナー選びのときに大切にしていたことの1つ、いや根幹でした。

仕事を楽しんでいる人で、自分の仕事で夢を叶えている人と
お互いの夢を応援しあって高め合いたい
なぜこれが一番大事かというと、わたし自身が仕事が心から楽しいし、仕事を通して夢を叶えているから。
「仕事で夢を叶える」
とは、いうは易しだが実現するのは難しい。楽なことばかりではありません。そして、私って仕事が好きじゃない人からしたら頭おかしいくらいずっと仕事をしていると思います。夢の中でもアイデアを考えているくらいいつも仕事に関することを考えてる。寝ても覚めても(笑)
決して楽ではないけれど、、本当に人生をかけてやりたいことを追求しているから幸せ。
働く時間は人生のご褒美のようなもの。その感覚をわかってくれる男性と結婚したと思っていました。だからずっと応援してくれていると思っていたのに…。私の悲しみの根っこにはこの思いがありました。

何が悲しかったのか?を見つけたよ。
「仕事は生活のためにイヤイヤするもの。俺も我慢して稼いでいるからお前も我慢しろ」
という男性は絶対に無理だと思っていたのに、もしかして夫はそっち側だったの?
夫の「仕事やめろよ!」という発言からは、私の生きがいを奪われるような怒りを覚えたのだ。そして、「今までの幸福感は私の勘違いだったのかな」という寂しさも。根底から価値観がズレていたの?と思うと、夫婦関係に関して改善する気持ちが湧かなくなっていたのだ。
書き出していたら、また感情が波立ってきた。で、この勢いでいきなり「離婚だ!」は早計である。何しろ、ここまでの内容は脳内でだけ書き出しているものだからだ。誰にも話していない。

自分の悲しみの根っこを見つめた上で、じゃあ、そんな私はどうしたい?
Step3 選択肢を洗い出す
自分にとって大事なものがわった。
じゃあどうする?
譲れないことを書き出してゆく。
私にとっては「仕事は生きがい・人生の喜びで自己実現」である。
これをリスペクトできない夫はいらない。
さて、では次に考えることはこの2つだ。
1、本当に私と夫は価値観がズレているのか?
2、もしズレているのなら、私たち夫婦にはどういう結論があるだろうか。
この2つは同時並行で行った。
この価値観のズレについては、話し合う必要があるし、言葉で夫が意思表示しづらい場合は、夫の言動から確かめるしかないので、じっくりと観察をした。
もう1つはちょっとワクワクした心理実験だった。
夫と職業観について価値観が完全にずれているとしたら、私たちはどうするか。
この3択である。いきなり離婚はないと思ったけど、もし離婚するとしたら一番のネックは子供の心理面と経済面。子供の心理面については計り知れないところだが、これも経済面が安定していたら母親として一緒にいる時間や他の大人との交流もたくさん持てそうだと思った。

離婚って実際にやったらどうなるんだろ?
それぞれの選択肢について、離婚するメリット、デメリットを書き出してみる。
離婚するメリット
・仕事や家事への批判はなくなる
・もう煩わしいことを言われなくなる
・シッターさんを好きなだけ依頼できる
・実家に帰って両親の近くに住むことができる
・新たなパートナーを探すことができる
離婚するデメリット
・両親が子育てサポートしてくれなければワンオペになる
・娘ともども佐賀に引っ越すことになり、お友達と離れ離れ
・そもそも佐賀に友達がいない、地元の友達は好きじゃない
・家計を1人で支えなくてはいけないorまたパートナー探し
・娘たちにとっての父親がいなくなる
・夫との課題から逃げて離婚しても、同じ問題を繰り返しそう
継続するメリット
・手続しなくてよいから面倒くさくない
・この手強い夫とうまくやれたら人間関係のスキルが上がる
・お互い納得する形で関係を改善できたら子供たちの育成にはベストかな
・子供がお父さんと一緒に暮らせる
継続するデメリット
・関係構築に失敗し続けたらまた同じ辛さを味わうことになる
・土日や平日夜の仕事ができない、制限される
・新しいパートナーは作れない(新しい人なら丁寧に扱ってくれそうという期待を持つことができる)
・今の夫が私を丁寧に扱ってくれる、という期待(もしかして幻想?)を持てない状態が続くかもしれない
さて、ここまで選択肢を出した段階で、かなり冷静になれました。
感情的になっていた時には認められなかったけど、結婚を継続するメリットも大きいと理解できました。

結局、メリットとデメリットって表裏なんだよね。
また、もし別の人と結婚するか…?ということについても、脳内で検討しました。
「パートナーシップとして実りある関係の人を期待できそうなと再婚する可能性はあるだろうか?」
検証するために、4〜5人の男子とお茶や食事に行ってみました。失礼ながら、夫以外の男性と会話をしている間に、「この人と結婚したとしたらどんな夫婦になるだろう」と妄想してみました。
でも、結局、どの男性と結婚したとしても、私自身の考え方や行動パターン変わっていなかったら、同じトラブルが起こるな…と思い直すことができました。

これ、私の問題だな。
誰と結婚しても、し直しても、自分の考え方やコミュニケーション不足という行動があるならば、どうせ同じ事態になる。
じゃあ、今のうちに課題をクリアにしておこうかな…と思ったんです。
解決できないまま別れてしまうとしたら、勿体無い。
一旦、私が把握した重要な現実は以下の3点です
・この状態は自分のコミュ力不足と慢心が招いたズレ
・誰と結婚しても同じ問題は起こる可能性がある
・娘2人の父親は現夫だけ。一番娘を愛している男性も現夫。

これ、継続案件だな。
と少し思えるようになりました。やっと夫婦関係について前向きになれたのがこの段階です。このあたりが、事件(事件になっとるがな)から約1ヶ月後の心理状態でした。
夫婦関係の改善に関することについては、また別途記事で経過報告を書きますが、こうしたことをやってみようと思っています。

Step4 結婚と経済面の検討
ここで、もう少し冷静になるために、コミュニケーション以外の観点からも,自分の状況を洗い直してみようと思いました。

いつでも別宅を持ったり、長期旅行に行って頭を冷やすことのできる自由さと経済力をもつにはいくらくらい必要なんだろう?
今回私は、「結婚を継続する」という結論になりましたが、もう別れたいと思っても経済面からそこに踏み切れない女性も多いと聞きます。子供を産み育てるということを、片親でやっている人もたくさんいます。
じゃあ、仮にもし離婚して「私が1人で子供たち育てる!」と決めるとしたら、どのくらいの難易度だろうか?と考えました。
お金を得る方法として
・独立して稼ぐ
・雇われて働く
この2つがあって、私はすでに独立しているので、働き方の自由度はあります。でも雇用保険などの補償はありません。自分が休んだら収入はなくなる形の働き方なので、ずっと働き続ける必要があります。
現在は、講師・コンサル業として割と高単価な仕事ができているので、生活はできます。
ただ、時間の縛りがやはりあるので、自分の時間が固定されず拡大できる仕事を検討しました。シングルになるとしたら、子供が不調の時の対応は100%自分です。だから今の働き方を、もう少し子育てに対応したものにして、時間の融通のきくものや仕組み化をしてあるもの、労働収入ではないものを育てる必要がありました。
そこで、友人に相談をして、広告を出して他社商品を販売するPPCアフィリエイトや、物販、グループサポートのサービスなどいくつかを検討し、小さく試してみて、7月に私の特性が活かせそうな別分野の仕事を小さく試してみました。結果、7月だけで40万円の利益が出ました。8月も緩やかにその仕事は成長してゆくペースで進んでいます。
また、時間数は小さいですが、雇われて働くという業務委託の仕事も2つほどスタートしました。この仕事では合わせて7万円ほど稼ぐことができました。この2つの仕事もいつやってもいい仕事なので、子育てとも相性が良いと感じています。なんとか仕事の目星も立ちそうです。

シングルマザーになるシミュレーションだったけど、これは現在の夫婦関係にもプラスになる働き方かも、
私の稼働時間が大きく増えず、収益を上げることができれば、私の働く時間はより減らすことができます。そうすれば余裕もできて、「私だって働きたい!」という夫婦喧嘩も不公平感もなくなりそうだと思いました。もし近い距離がしんどければ、余裕のできた経済力で夫と適度な距離感で暮らすこともできるようなもっと広い家に引っ越すこともできるはずです。
理想は戸建てで、庭の離れに夫の隔離部屋がある状態(笑)なども妄想しました。(私の実家がそんな感じの作りになっています)
お金があると、夫婦で押し付け合いになりがちな家事も外注できるし、夫が「くつろげない」と嫌がるシッターさんとも、顔を合わせずにリラックスして過ごせる間取りの家に住めば良い話です。
ちなみに、働けなくなった場合のセーフティネットとして、現住所の神奈川県の生活保護の金額も調べてみました3歳0歳の娘二人と私で、家賃とは別に26万円が毎月もらえるという概算が出ました。(電話で聞いたらすぐに教えてくれました)
実家にも「もし私が離婚した上に全く働けなくなって生活苦になったら、実家に寄せてもらってもいい?」そんなことを母に聞いてみたりしました。
「何かあったの?」と心配されましたが、もちろんOKと行ってもらいました。
最後の手段としてはそんな方法もありました。
こうしていくつかの選択肢を検討してみると、よりリラックスすることができました。
Step5 結局、何をすると私は幸せになれるの?
ここまで色々な検討をしてみて、一番リターンの高い行動は何か?を考えてみました。
言い換えると、真の問題を解決する行動は何か?
結局、本当の問題でありリターンの高い行動は、夫婦のコミュニケーション不足の解消でした。

ここまで長々と書いてきて、めちゃくちゃ普通の解決策やんけ!!
と思った人は正しいです。私もそう思いました。
まぁでも、ここに自分でたどり着くことが大切なんすよ。
私が早朝から仕事をしているのは、日中に子供を最優先にしているからです。
ここまでは、はっきりと私の選択です。
「仕事は大事。でも子供はもっと大事だから、子供を優先にしてるけど、私は私の生きがいである仕事の時間を優先させてほしい」それを夫に、分かっていてほしかった。
でも、それを「分かっているでしょ」と伝えていなかったんですよね。
夫としても、私が、早朝から晩まで、なぜそんなに仕事をしているのかという意味がわからなかったそうです。
彼自身も、毎日満員電車に乗って仕事に行っていたので、「俺だって頑張ってる!家でリラックスしたいんだ」という思いだったのです。
言葉を交わさないまま、停滞した状態が2週間ほど続いたのですけれど、夫の発言の発端から現在の関係性、実際の行動までを振り返ってみると、夫はとても反省して行動を変えていました。
Before
・自分の仕事優先で遅い日も連絡なし
・〜〜しろよ、やれよ、という乱暴な言葉遣い
・仕事の予定にも嫌な顔をする
夫のAfter(「仕事やめろよ!」発言後)
・早く帰ってくる(17時台の帰宅が3回)
・乱暴な言葉づかいをしなくなった
・私の仕事の予定(夜)に何も言わなくなった
実際に起きていること、言動の変化を見て、言葉には出さないものの夫なりの反省があるのではないかと思えました。
夫婦カウンセラーの人にも、スピリチュアルの人にも相談をして、いろんな側面から夫の気持ちを考察してみたら(本人に言葉で聞きたいところですが夫も天邪鬼なのでw)

旦那なりに反省してる。
ということがわかりました。第三者にもハッキリそう言ってもらい、かなり気持ちが楽になりました。
自分でも「言葉で謝らせてやりたい」と思っていたのですが、「反省してくれてるなら、許してもいいか」とここで初めて思えたのです。
そしてもう1つ、夫が反省していることを認めると、気持ちがホッとしたのです。

あぁ、私はまだ夫婦を続けたかったんだな
という自分の気持ちにも気がつきました。夫のことが好きだから!というより、パートナーシップとしてまだ全然やれていないことがあるから。
ということで、8月10日に、1ヶ月半にも渡る私の怒りはおさまりました。家庭内で戦っていたエネルギー漏れが一気に塞がって、活力が湧いてきたと感じています。
では、次は何をするか?
選択肢を創る生き方へ
この「離婚の危機」のお話をSNSでシェアした時に、たくさんの反響をいただきました。これまでにないほどコメントもメッセージもいただきました。
その内容を聞くにつけ、たくさんの女性たちが「夫に理解されていない」「自分を尊重されていない」「尊厳を踏み躙られている」という気持ちになることがある、と聞いて、胸が痛くなりました。
「女性の自立」というと、急にありふれた言葉に聞こえてしまうのですが、

女性の自立
結婚をして家庭の中での役割が増えても
お金を稼ぐ役割が男性にあって、支える役割になったとしても
一人の人間として尊重し合える関係性をどう築くか
そんなテーマについて掘り下げてゆきたいと思いました。
そして、もうこのパートナーシップは解消したい、と思った時に
やはり経済面で自分が生きていける力は、あるに越したことはないと思っています。
女性が在宅でも、子供が小さくても続けられる働き方とか、時給1万円以上で働ける(水商売ではない)ずっと続けられる、年齢を重ねるほどに積み上がってゆく働き方、仕事の作り方など・・・やっぱり私は副業時代も含めて、起業して自分のコンテンツを10年近く売ってきているので、そういう仕事のバリエーションをお伝えすること、がすぐにお役に立てることかなって思いました。
わたし自身も、新しい働き方を今年は3つくらい試してみました。
もっともっと、違う働き方も研究してゆく予定です。
・今知っている以外の働き方が他にもあることを知る
・考え方やスキルをアップデートし続けて、そういう働き方を選べること
・実際に理想とする働き方をしている人と身近に接することができる環境
こうした環境や知識や繋がりが、これからの長い人生を楽しく生きてゆくためには、絶対に必要だと思います。

知って、選んで、検証して、違ったらまた選び直して
わたしは自分の望む生き方をしていけるんだ、と自信を持つ
そういう発信を今後も続けていけたらな、って思っています。
私一人ではできません
私だけが頑張って発信しても実現しませんので
この記事をお読みいただいた皆さんも、リアルなお声や実践を通して、周りの人の光になっていきましょうね。
あなたがもし、自分の選択が行き詰まっていて、どうしようもない、と思ったら、このワークをヒントに取り組んでいただけたらと思います。
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「パートナーシップ」ワークプレゼント
このブログでは、今後も下記のようなコンセプトで、記事を作ってゆく予定です。ぜひ温かい目で見守ってください。

自分にどんな選択肢があるのか?どういう仕事がよいのか?と考えている女性は、こちらのLINEからご連絡&ご相談ください。
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