私のチョイス

病気を経て、自分の傲慢さに気がついた

coco

こんにちは、COCOです。8月に受けた婦人科健診で、9月に子宮頸がんの高度異形成が見つかり、手術をしました。

COCO
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この2ヶ月は、心がジェットコースターに乗ったようでした。

ちょうど昨日、手術をしたのですが、円錐切除手術なので1泊2日で退院します。
翌朝から、気持ちよく目が覚めて、この記事を書いています。

今だから言えることですが、今回、病気になって本当によかったです。
どうしてかというと、自分の傲慢さに気がつけたから。

2017年に独立してから、最初は裏方としてコミュニティオーナーさんのサポートをしていましたが、2019年から本格的にコミュニティ運営を教える人になりました。

18年から立て続けに本を出し、共著も含めて5冊の出版をしましたが、産後、本を出すことができませんでした。2冊の商業出版が決定しているにもかかわらず、ずるずると進まない筆に悩んでいました。

今回の病気を経て、その理由がわかった気がします。

COCO
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今日はちょっと、書くのがためらわれる話です💦

初出版の5年前と、今の違い

私が1冊目の本を出したのは、2018年。
当時と今が違うのは、ひと言でいうと、 私の認識の範囲の違いです。

・これが正解!という確信があった
・このメソッドが万人に当てはまると信じていた
・ずっとうまくいかなかったことのポイントを教えたい
 という熱意に溢れていた
・子供もいなかった(これを言うと何も進まないけどね)

子供のことは置いておいても、初めて1冊目の本を書き始めた頃は、自分の発見したことが「みんな」の役に立つと信じて疑わなかったんです。

今はどうか?というと、本を出したことによってたくさんの人と接してきて、心境がかなり違うんですよ。

・私にとっての正解!がみんなには当てはまらない
・本で紹介した方法をできない人もいる
・その通りにやっても、上手くいかない人もいる
・子供も2人いて全然稼働できない(先週も次女中耳炎で2日休む)

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私のやり方では上手くいかない人がいる、と骨身に染みている


3000人くらいの人と接してきて 「このやり方ではできない人もいる」ということが、骨身に染みてわかっている。 そして、9月に病気がわかってからはさらに 「やり方だけ知っていてもどうにもならない、体も心も動かない時もある」 ということまで視野に入ってきた。

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なんも見えてなかった…

私という人間は、どれだけ自分の見える範囲で、 自分の感覚だけで突っ走ってきたんだろう、とちょっと恥ずかしくなっています。

病気になってわかった「やりたくてもできない」時がある

なんとなく「あっち」と「こっち」というように、 失礼ながら目に入っていなかった人たちが、 一気に考慮の範囲に入ってきました。すると、 ひとつひとつの言葉選びがとても難しくなりました。書いては消して、書いては消して、時には、言葉が出てこないことも。

そして、 気がつきたくないことにも気がつきました。すごい矛盾に気がついたのです。

COCO
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私は特別な人間!だからきっとできる!!

心の奥底で「自分は特別な人間だ」と思っているからこそ、起業も、何かやりたいことがあっても、いつか必ず成功するはずだ!と思ってこれました。

出版も、最初の1冊目は50社ほどに企画書を送りました。3ヶ月くらい書けていろんな人にあって、ちゃんと出す気のなさそうな編集さんの適当なやり直し案を何度も真剣に提出して、そのうち連絡もなくなったりしながら、それでもめげずに何人もの人に会って、出版が決まった。

そういう、心の底の確信があったからこそ、やってこれたところがある。そうして 自分を信じる力があったからこそ、継続した努力ができたところがあって、今がある。

私がそうして、自分を信じられるからこそ完成させたものを、 実行する段階になると 「みんなも同じようにできないとだめでしょ」と思ってきたのです。
自分を信じるのは当たり前でしょ、というように。

COCO
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とっても傲慢だった。

これから書く本について

この事実を自覚、認めることをせずして筆が進ことがないな、と思って、こうして記録に残しておきます。これからかく文章、私の言葉で意識したいことを残します。

自分を信じる力は原動力として持ちながら、自分を疑うことを並行する必要があると思っています。つまりそれは、

できるだけ多くの人が
「できそう、実行可能だ」と思ったり
「やってみよう」
と思えるものを書いて
「できるようになりたい」
「それができたら楽しそうだ」

と思ってもらえるものを作っていくか。

「きっと多くの人の役に立つ、伝わる本が書ける」と信じながら、自分の傲慢な視点を常に疑いながら言葉を紡いでいく必要がある。とても難しい。難しいけれど、出産して病気になって、心も体もどうにもならない時間を経たことで、気づいてしまった。

気づいてしまったらもう戻れない。

COCO
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知りたくなかったか?といえば、それはNO。
こんな傲慢さに気がつけたことは、病気に感謝しかない。
この先に変化することも信じられるから。

数年前からやってもやっても充足感がない、なんだか意欲が湧かないと感じていた理由は、この傲慢さゆえに盲点になっているところが、原因だったと思うから。

40歳(現実41歳)になってやっと、こういう他者のことや自分のことを多少知ることができるようになって、よかったな、と思います。 昔は成人が12歳とか13歳で、今は法律で18歳になっているけど、 やっと大人になったような感じです(笑)

新生COCOを作っていく途中です。
そしてこの気づきは、そのまま私が作ってきた教材や講座にも当てはまる。
働き方も、変えざるを得ない、というのが今の心境です。

高額講座に感じてきた矛盾も

私はここ数年「自分が成功した方法を教える」ことで、高い報酬をいただく講座をしてきました。でも最近は、本の執筆ができないのと同じ理由で、限界を感じています。

自分一人ならお金を多く稼いで、チヤホヤされることも短期的には可能です。
だけど、この視点の自分では、私の周りの人が繁栄していかないんだなぁ。
ずっとお金がない、といっている人が多い。
どうして稼げないのか?

それは私が教える方法に偏りがあるからなんじゃないか?と思って、色々なタイプ診断を学んで、他にもマーケティングや心理学など多数の講座で学びました。

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この数年は、どうしたら受講生さん全員を助けられるような講座、どうすればオリジナルの講座やサービスを作れるか?というヒントになりそうなものに、大金を払ってきました。



で、もう世の中に「売っている教材」であまり知らないことはないな〜、と思っていたところで、病気になりました。同時に、子供が産まれて、夜泣きで眠れなくて、自分も風邪をひいて、身体も心も動かないという状況になりました。

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やる気云々の前に、元気がないと、健康じゃないと何もできん

ということに気が付いたんです。

だから、40代の私が、新しくはじめたい仕事・働き方が

COCO
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自分が構築してきたコミュニティの方法を、他の人も伝えて売っていけるような形にして継承すること。

「COCOさんじゃないとできない」って言われたくて、そういうことをほとんどやってきませんでした。だからずっとコミュニティ関係のことは忙しいばかりだし、人に任せるということが本当の意味でできてなかった。引退の勢いで、整備していこうと思います。

COCO
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心も身体も土台から、健康にできるような仕事です。
毎日、エネルギーが湧いて循環するような生き方の追求です。

こっちは完全に新しい方向性です。病気になったことで、東洋医学や漢方、薬膳や植物療法などいろいろな方法を調べました。栄養学も一気にいろいろたくさんみて、いくつか資格講座にも参加しました。

少しずつ、まずはモニター募集という形で、こうした活動を紹介してゆきたいと思っています。まずは自分の術後の養生からですね。本当はもっと根本のところ、心と食とからだを提供したいのですが、まず私ができることとして

ダイエット
ファスティング
美肌・腸活

睡眠(年内か年明けには)

このあたりを小さくサービスとしてリリースしながら、テストしつつ、トータルで人生の質が上がってゆくような提案ができる人になりたいなと思っています。そうした活動の先にできそうなこととして

手帳術や時間術
パートナーシップ

も、課題があるので深めています。
それでは、また♪

どんなサービスを考えているかは、このChoiceに書いてゆきたいと思います。

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